[アップデート]DetectiveでAPIコールがAWSサービス毎に分類されて見やすくなりました
こんにちは、臼田です。
みなさん、AWS上の脅威分析してますか?(挨拶
今回はDetectiveの画面をみていて気づいたアップデートを紹介します。
概要
以下の画像をご覧ください。DetectiveのIAM Role詳細画面でAPIコールを確認しているところですが、左側にインフォメーションが出ていました。
次のように書かれています。
API コール追跡の向上 Amazon Detective は、2021年7月14日 から 2021年7月18日 の間に API メソッドのサービスの特定を開始しました。Detective は、アクティビティの詳細でユーザーとロールの追跡も開始しました。この時点より前に取り込まれたデータについては、API メソッドが「不明なサービス」の下に表示されます。ユーザーとロールは、「不明なリソース」というラベルが付いた単一のエントリに結合されます。
端的に表現するとタイトルの通り、APIコールがAWSサービス毎に分類されて見やすくなったということです。
2021/07/25現在まだAWSブログは出ていませんがUser Guideには英語でのみ説明があります。
実際に見てみましょう。
やってみた
実際の詳細画面は以下のようになっています。
ちゃんとAWSサービス毎に分類されています。そしてこれを開くとそのサービス毎のAPIが含まれています。良い分類かも。
ただ今までのAPIコール別の並び順は利用できないようです。必ずサービス毎に集計されています。
有効に使える場面のほうが多そうですが、選択したいですね。
もう1つですが書いてあるとおり、2021年7月14日頃より前の時間を確認すると「不明なサービス」でまとめられています。
まとめ
Amazon DetectiveのAPIコールが見やすくなりました。
これまではどのAPIがどのサービスかは知識が必要でしたが、それがわかりやすく表現されていると思います。
インシデントの調査が更にはかどりますね。